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紫外線対策を万全に

春の訪れとともに肌のトラブルも増加します。

★UVに有効なビタミンC

紫外線対策に有効なビタミン。

中でもビタモンCは紫外線によって作られる活性酸素を抑える働きがあります。

サプリメントなども効果的ですが、果物や緑黄色野菜をこまめにとるように心掛けましょう。

ゴマやナッツに含まれるビタミンEも大切な要素です。

緑黄色野菜

★紫外線の量は午後3時までがピーク

外に出掛ける時は、徹底的な対策で紫外線を予防しましょう。

紫外線は、UVAとUVBがあります。肌を黒くさせて、シミやそばかすの原因となり、肌の老化を進めるのがUVAで、3月から増え始め、5~8月までピークを迎えます。

肌を赤くさせる日焼けを引き起こすのはUVBで、8月がピーク。

紫外線量は午前9時以降から午後3時までが増加の時間帯。

外出を控えるのが最も有効ですが、洗濯物を干したり、犬の散歩をしたりするほんのわずかな時間でも忘れずに日焼け止めクリーム(サンスクリーン剤)や保護する化粧をしましょう。

SPF値はその値に25を掛けた数が、紫外線防止時間の目安です。

SPF値の高いものは、肌にアレルギーを起こす人もいるので、顔に塗る前に腕の腕側でパッチテストをしましょう。

肌に負担の少ないノンケミカルタイプがお勧めです。

日常生活ならSPF10~20程度で十分ですが、紫外線の強い海や長時間外にいる場合は30以上のものを使用します。

さらに日傘やサングラス、帽子を身に付け、首周りもスカーフなどで予防しましょう。日ごろの心配りがシミを未然に防ぐ近道です。

★春は乾燥も引き起こす

汗をかきやすくなる春は、乾燥しないと思っている人が多いのですが、実は汗をかいたままの皮膚に冷房などが当たって、乾燥してしまうのもこの時期。

肌には過酷な状況です。潤いをたっぷりと補給することが大切です。

特に乾燥が気になる目の周り、口元のケアは念入りに。

★春紫外線だけではない「しみ」の原因

一度できてしまったしみを消すのは難しいので、とにかくできないようにケアするのが肌には最善の方法です。

紫外線だけでなく、誤ったにきびの手入れによる色素沈着や生活リズム、急激なダイエット、精神的なストレスなどが引き金になっても起きてしまいます。

皮膚の外側からだけでなく、内側からも注意して、肌や心身にストレスを与えない規則正しい生活を心掛けて、美肌をまもりましょう。

※うっかり日焼けに要注意!!

日傘を持ちにくい時には、なるべくつばの広い帽子を!帽子は顔や首筋を守るだけではなく、目に入る紫外線を20~30%も減らすので、白内障の予防にも効果があると言われています。日傘も帽子もないときは、下を向いて歩くだけでも効果があります。